主体的に育児にかかわるパパが家族に与える影響とは?

育児参加の多い父親が家族に及ぼす影響の研究結果

私が賛助会員として参加している、NPO法人ファザーリング・ジャパンが先日、
「働き方改革! もう一度考えよう男性の育休のすべて」を開催しました。
私も行きたかったのですが、どうしても行くことができずにいたところ、
詳細な内容が、WEBで取り上げられていました。

⇒ 「働き方改革! もう一度考えよう男性の育休のすべて」

育児参加できた父親は、なぜできたのか?
育休を取るということで考えると「職場環境と慣行」「周囲の理解とサポート」「ロールモデル・パーツモデルがいるかどうか?」この3つをあげています。

職場環境は自分で変えていくことができます。
周囲の理解とサポートは、しっかりと説明して理解を得られるように普段からコミュニケーションを取っていればできます。

ロールモデル・パーツモデルの存在があるかどうか?
自分の周りに、楽しそうに育児をしているパパがいれば、自然と自分もやりたいと思うようになるでしょう。
やりたいと思うようになれば、職場環境の改善、周囲の理解とサポートも積極的に得られるよう行動するでしょう。
そういう好循環の源として、身近なロールモデル・パーツモデルの存在は大きいと思います。

ちなみに、私の周りのパパ達は、私が楽しく育児家事をやっていることを伝えているので、ママたちから話を聞くと、以前よりも育児にかかわるようになっているそうです。

やはり、身近にいるかいないかというのは、大きいということですね。

父親の育休が、子どもの将来に影響するということ

父親が育児にかかわる機会が多い場合、いい影響が多いのは当然として具体的にどんな影響があるのか?

「社交性や自発性を促す」
「ことばの発達が早い」
「情緒的発達と安定性が増す」
「問題行動が少ない」
「父親に対する親近感が増す」
「子どもが頼りにする存在になる」
などとのこと。

この中でも「問題行動が少ない」というのは、
知り合いのスクールカウンセラーの方が言っていたことと同じでした。
スクールカウンセラーのもとに相談に来る問題のある子どもは、親に問題がある場合が多いが、父親が出てくると、たいていのことは解決すると言っていました。

うちの場合、娘二人ですが、他の同級生たちと比べても、上記のことはとてもよくわかる気がします。

また、家庭内で母親だけ、または、父親だけの価値観で動いているとどうしても単一の価値観に固まりがちですが、母親と父親が家庭内で普通にいる状態だと、多様な価値観というのが幼児のうちから体験できるというのは、大きいと思います。

さらに、アメリカの調査結果の中で、その子供の30年後
「成人後の自尊心」
「学業達成レベル」
「人生に対する満足感がアップする」
という研究結果があります。

もちろん、この結果の背景にある色々な要因の中で、特に際立っていたのが「父親の育児参加」だったということは、その子の人生において大きな影響を与え得ることは確かなようです。

今の、日本のさまざまな問題の原因の一つに、1980年代のバブル期に父親が育児放棄していたことがあると言えるのかもしれませんね。

父親が育児を積極的にした場合の、妻への影響は?

色々な調査結果から、妻への影響はやはり大きく
「育児不安・育児ストレスの軽減」があります。
これにより、妻の養育態度がポジティブになるということもわかっています。

妻の仕事のキャリア形成については、夫の労働時間が長いと、妻の労働力率が低下し、継続就業を断念せざるを得ないというのは調査結果ではっきりしていることでもありますが、調査結果を待たずとも、わかる話ですよね。
仕事をしたい、仕事が大好きな女性にとっては、結婚をすること、子供を産むことは非常に大きなリスク要因になってしまっているのが、悲しいかな、今の日本の状況です。

父親が育児にかかわることで、得られるメリットは計り知れない大きなもの

客観的な研究において、父親が育児に主体的にかかわることは、さまざまなポジティブな結果が得られています。
子ども、妻、夫婦間、父親自身、職場に対してのポジティブな影響を考えれば、父親の育休取得は「Win-Win」どころか「Winの5乗」と言えると、結論つけています。

私自身、ガッツリ育児家事をしながら、個人事業主として仕事をしていますが、時間の使い方がうまくなったことを実感しています。
無駄な時間を削り、自分の時間を作り出すために、あらゆる段取りをしたり、効率化したり。
また、娘たちの体調次第で、予定通りに進まないことで、あらゆることに柔軟に対応できるようになりました。

また、育児を一身に背負っているママたちの気持ち、苦労を実体験をもって経験していることで、地域活動をする上でも、あらゆる価値観を受容できるようになりました。

父親が育児をすることに関して、デメリットはありません。
その代り、人生を豊かにするという点でメリットは数知れないほどあります。

うちの旦那は、育児に全然かかわってくれないから、いないものと思っている。
そうあきらめている、ママが非常に多いです。
ママがあきらめるのは、勝手です。
ですが、ママがあきらめたおかげで、子供たちに良い影響があるのか?
むしろ、父親が育児にかかわらなかった結果、将来的に我が子の生育に問題が起こる可能性もあるわけです。

父親が育児するかしないか、大人だけの事情で考えがちですが、その両親のもとで育つ子供にの将来に、大きく影響が及ぶかもしれないという考えのもとで、できる限り、父親は積極的に育児にかかわっていき、母親は父親を簡単にはあきらめない姿勢を取り続けることが、子供たちの成長過程において、大切なんだと、改めて思いました。

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