PTA パパが参加するとメリットがたくさんあります

パパがPTAになると、家族も喜ぶ!

私は昨年度から、娘の小学校のPTA本部副会長をやっています。

毎年4月になると、学校ではPTAの選出のためと言ってもいい保護者会が行われます。
PTAのイメージ、全国的に悪い学校がほとんどだと思います。

今、日本では子育て家庭のうち、3分の2が共稼ぎ家庭となっています。
1990年代から増加の一途をたどり、未だ増え続けています。
雇用の不安定化、低賃金化、教育費の増大化により、夫婦ともに稼ぐというのがもはや当たり前です。
そのうえで、我が子との時間を充実させたいというパパママが増えているのも事実です。

そういった状況で、PTAを引き受けるとなると、仕事や我が子や家族との時間を削り、犠牲になってしまうと感じるのは当然と言えば当然の話です。
その上、本当に必要な活動なのか、疑問を持たざるを得ない活動をしていることも事実です。

となれば、PTAは引き受けたくないと思う人が増えるのも当たり前の話です。

ただ、私自身パパとして、PTAをやっていて良かったと思うことも多々あることも事実です。
まず、学校の先生と仲良くなれる、また、他の保護者と仲良くなれるという点。
我が子の状況を担任の先生に気軽に聞くことができる、PTAの用事で学校へ行った際には我が子の様子を垣間見ることもできます。
もちろん、我が子だけではなく、その友達の様子、友達との関係性まで見ることができます。

そして、学校の様子がわかるので、自然と我が子との間で、学校の話題をより多く楽しむことができます。

特に、小学校低学年のうちは、学校にパパが来てくれることは、子どもからすると特別なことで嬉しいことです。
そして、ママからすると、PTAの委員をパパが引き受けることによって、ママはPTAから解放されます。
となれば、ママのイライラの種も減るはずです。

さらに言うと、パパの場合、仕事でPTAの作業などに参加できないとなっても許される雰囲気がある場合も多いです。
同じようにフルタイムで働いているママの場合は、仕事休んででも、無理してでも行かなければとなりがち。

しかも、ママの場合、働いているからってPTAの仕事をしないのはどういうこと?とか、仕事しているのが偉いっていうの?とか、PTA専業主婦からの攻撃の的になります。
反対に、パパの場合、仕事で休むと言っても許され、しかも、パパなのにPTAやるなんて凄いと、ママ達から思われる雰囲気がいまだに残っている地域が多いと思います。

子どもも喜び、ママのイライラも減り、他のママたちからは褒められる、こんないい状況のPTA、パパがやったほうが絶対にいいとは思いませんか?

PTAが嫌わていることを根本的に解決するためにはパパの力が必要

とはいっても、PTAは負担でしかないと思う方も多いでしょう。
じゃあ、なぜ、負担なのか?

平日に集まりがある、学校行事のお手伝いや、講演の出席とか、やらなければならない作業がたくさんあるとか、色々とあると思いますが、ほとんどの問題は、「自分の時間を取られてしまうこと」が嫌だということだと思います。

子どもたちのためということでPTA活動がなされていることが多いですが、直接的に子どもたちのためと言えないような活動が多いのも事実で、そのほとんどが、前年踏襲を続けてきた結果、膨大な作業量が残っているということも少なくありません。
また、専業主婦の方々が気づいてきた文化の一つでもあるので、仕事脳だけだと、あまりに無駄があり過ぎてイライラするのも事実だと思います。

それを、変えていこうとしたとき、ママ同士だと対立構造になってしまうことが多いと思います。
対立してしまうと、何も進まない、変わっていかないものです。

その時に、パパがいると、違うということ。

ママ同士だと、どうしても話が脱線して長くなってしまい、結論が出ないまま時間だけが過ぎていくという状況になりがち。
それを、ある程度の所で、割って入り、軌道修正して、議論を結論に向かわせていくことが必要になってきます。

その役割をパパが担うことで、スムーズに議論を進めていける可能性が高いのです。
そして、その役割をパパが担うことで、パパ自身のコミュニケーション能力が飛躍的に上がるはずです。
会社と違い、あらゆる考え方をした多種多様なママパパ達の集団ですから、スキルアップにはもってこい。
パパのPTA経験者のほとんどが、仕事力もアップしたという話をしているのも納得します。

PTAは、我が子が小学校にいる間のみという期間限定の楽しみでもあります。
嫌々やっていたら、楽しくならないというのは、何をやっていてもい一緒。
PTA楽しく仲良くやろうと思えば、出来るのも、その反面の事実だったりもします。

もちろん、PTA側もクローズしていてはダメで、より活動内容をオープンにして、情報発信をして、やりたい人を増やしていく努力は続けなくてはなりません。
PTAの活動内容をより多く発信することで、やりたいと思う人の数は増えてくるはず。

私自身、引き続き楽しみながら、より良いPTA活動に変えていくため頑張っていきます。

葛飾区最大の育児イベント 子ども子育てフェスタかつしか2017に参加

2017年9月24日 第3回子ども子育てフェスタ2017を楽しんできました

かつパパとして、子ども子育てフェスタかつしか2017に参加してきました。
これまで同様、大いに盛り上がり、推定来場者数は2500人以上にも上りました。

私は代表委員で3階の責任者だったため、あちこちをウロチョロしながら楽しんできました。
基本は3階の円形ホールのよちよち広場で、赤ちゃんたちと遊んだり、パパママたちと話したり。

見ているイメージとして、これまでよりも、パパと子どもだけっていうパターンも増えてきたなと、まず思いました。
それも、嫌々じゃなく、楽しんでいる感じで、とってもいいな~と思いましたよ。

うちの娘たちも10時過ぎに来て、帰ったのはイベントが終わった16時。
途中、お昼ご飯を食べたものの、ずっと楽しく遊んでいた模様。
わが子はもちろん、来場した子どもたちから「次はいつやるの?」「また来たい!」
と、多くの声を聴いて、やって良かったな~思いました。
おもちゃの広場

絵本とバルーンも当然やりましたよ。
たくさんの子どもたちと、パパママたちと楽しめたので、とっても嬉しかったです。

男の100年ライフ 第2弾フォーラムにパネラーで登壇します!

パパたちのライフシフト?転職・副(複)業・起業・主夫・育休・移住etc 家族の幸せは自分でデザインする!

2017年7月26日に行われる、男の100年ライフ第二弾フォーラムに、パネラーとして登壇します。
家族の幸せは自分でデザインする! この副題がついていますが、まさに、私はそう思ってライフシフトして、今の主夫になっているわけです。

2度目の結婚をして、不安定な派遣社員で働いていた時に長女が生まれました。
その当時は、残業もほとんどなく、土日祝日も休みという条件で働いていたので、毎日のように産休、育休を取っている妻の育児家事のお手伝いが出来る環境でした。
ただ、常に、今のままじゃ、今以上に家族を幸せにすることはできないという想いを胸に秘めていました。
妻が会社に復帰して、保育園の送りは常に私が行くようになり生活のリズムが出来上がりつつあったときに派遣社員のまま本社に配属替えになり、業務は一気に過剰になり、終電ぎりぎりまで残業や、加えて休日出勤まで追加される。

契約更新するたびに、悪い条件を提示され、それを呑まなければ契約更新はしないと言い渡されるが、出来る限り早く帰れるよう、任された仕事は効率化を図り早く帰れるように努めるようになる。

しかし、いくら任された仕事を終わらせても、だらだらと仕事をしている正社員の仕事を回され、結局毎日終電まで残業をし、加えて休日出勤も増える一方。
小さな娘の成長を見ることができない、家族を今以上に幸せすることも難しい、仕事はやってもやっても、出来ない奴の仕事を回され、上司に掛け合っても状況はよくならず、精神的にもきつくなってきた時期に、東日本大震災が起き、決心がつく。

家族を今以上の幸せを作っていき、しかも、守るためには、今のままでは不可能だと。

38歳、ここで、会社を辞めて、ライフシフト。
共働きだったので、妻の収入だけでも日々の生活は最悪回る。
1年間、自分自身で稼ぐことが出来るようにならなければ、別の派遣社員に戻ればいいだけだ。
妻とも話し合い、必死に、試行錯誤していった結果、1年後には月に十数万円稼げるようになり、そこからは、上下しながらも、派遣社員で働いていた頃よりも、時間的余裕を持ちながら、収入も上回るようになった。

家中心で働いていた関係上、自然と家事も育児もやるようになり、今ではすっかり兼業主夫を楽しんでいる。
妻は、時短勤務をしながら、今も正社員で働き、時間的余裕をもって、育児も家事もこなしつつ、趣味のゴスペルも続けている。

そして、葛飾区亀有での地域活動も、子どもたちとともに楽しんでいる、今がある。

すべては、ライフシフトを決断したおかげだ。

そんなことを、話して来ようと思う。
フォーラムは満席で今から申し込みはできませんが、facebookにて動画配信をするそうです。
お楽しみに。

イベントの詳細は、ここから、ご覧ください。
パパたちのライフシフト?転職・副(複)業・起業・主夫・育休・移住etc 家族の幸せは自分でデザインする!

イベント当日のしゃべった内容が、ログミーというサイトで公開されました。
営業マン→フリーター→ブラック企業 投げやりだった男が家族を得て悟った、幸せのかたち

「オレンジリボンフォーラムinあだち」で絵本ライブ

オレンジリボンフォーラム 児童虐待防止活動のフォーラムにて絵本ライブをしてきました

2017年6月3日、足立区西新井にあるギャラクシティ、西新井文化ホールにて「オレンジリボンフォーラムinあだち」が開催されました。
来場者は約1700名だったとのことで大盛況。

私は、絵本ライブの時間以外は、ファザーリングジャパンとタイガーマスク基金のブースで、かつパパメンバーと一緒にバルーンアートを作り続けていました。娘たちも色々と手伝ってくれました。
オレンジリボンフォーラム

絵本ライブは、舞台の上から見ていた感じだと、ホールの真ん中より前の方は親子連れで結構ぎっしり。
1000名以上入るホールなので、親子500名くらいは入っていたんじゃないかと。

当然、舞台から絵本を読むのは初めてだし、これだけの大人数の前で読むのも初めて、絵本をプロジェクターで投影して読むのも初めて。初めてづくしでしたが、意外と緊張せずに舞台に立てました。むしろ楽しい!
かつパパメンバー4名で舞台に上がり、代わる代わる絵本を読みました。
オレンジリボンフォーラム

当然、絵本だけだと、子どもたちも飽きてしまうので、手遊びもしましたよ~
定番の、ひげじいさん。
東京未来大学の学生さんにも協力いただき、客席にて一緒に手遊びしてもらいました。
オレンジリボンフォーラム

持ち時間25分、あっという間で、用意していた絵本を読み切れませんでした。
客席のパパママ、そして、子どもたちも楽しんでいただけたようで、良かった~

舞台の上で絵本を読む、とっても楽しめました。

絵本ライブの後は、すぐにブースに戻り、バルーン。
大量の予約が入っていて、そこからはフォーラムが終わるまで、ひたすらバルーンをひねりまくっていました。
右手の人差し指の皮が剝けてしまい、最後は痛かったですが、子どもたちの笑顔で、どうにかやりきりました。

オレンジリボンフォーラムに来場いただいた、パパママ子どもたちに楽しんでいただけて、さらには、私の娘たち、妻も途中から来てくれて楽しんで、家族でとっても楽しい一日になりました。

スケジュールさえ合えば、積極的にイベントに出演していこうと思います。
オレンジリボンフォーラム

2017年6月3日「オレンジリボンフォーラムinあだち」で、絵本ライブやります!

足立区西新井ギャラクシティで開催の「オレンジリボンフォーラムinあだち」で絵本ライブやります!

2017年6月3日の土曜日、足立区の西新井駅から歩いてすぐのギャラクシティ、西新井文化ホールにて行われる「オレンジリボンフォーラムinあだち」というイベントでパパの絵本ライブをやります。

葛飾区のパパを中心に結成された「かつパパ」メンバー、プラスアルファで出演します。
また、絵本ライブ以外の時間は、ファザーリングジャパンのブースで、バルーンアートを作ってプレゼントしていますよ~

楽しいイベントなので、もしよかったら、親子で来てくださいね~
オレンジリボンフォーラム

「第3回 子ども子育てフェスタかつしか2017」が始動しました。

子ども子育てフェスタかつしか2017は2017年9月24日の日曜日に決まりました

一昨年、昨年と大好評で大盛況だった、子ども子育てフェスタ2017の開催が決定しました。
2017年9月24日の日曜日、健康プラザかつしかで開催します。

前回は、実行委員長という大役でしたが、今回は色々なことが重なりスケジュールが超タイトになっているので、実行委員長ではなく、代表委員ということで、他の方々と一緒に中心になって動くことになりました。

葛飾区側との調整、交渉、会場配置等の決定、参加団体との折衝など、あらゆる方々、団体との建設的コミュニケーションを通して、より良いイベントになればということで、今年も楽しみながら精一杯、出来る限りのことをやっていきたいと思います。

今回は、パパのおはなし会とバルーンアートを一緒に作ろうで参加予定

前々回、前回と、バルーンアートを一緒に作ろうで参加しましたが、今回は、おはなし会も加え、2本立てて楽しむつもりです。
かつパパメンバーも、パパ達に加え、英語学童に勤めている理科大の学生さんも引き込み、より楽しめる要素を加えていきたいと思っています。

かつパパは、現役パパはもちろん、未来のパパも、葛飾区周辺でパパ友を作りたいパパも、一緒に楽しんでいきたいと思っています。

子ども子育てフェスタ2017については、また、話が進んだら、書いていきます。
今から、2017年9月24日の日曜日は、予定を開けておいてくださいね。

第一回 「イクボス式教育」フォーラムに参加してきました

「イクボス式教育フォーラム これからの人材育成と子ども教育とは」に参加してきました

ファザーリングジャパンの、姉妹NPO法人コヂカラニッポンが主催する「イクボス式教育フォーラム」に参加してきました。
イクボス式教育フォーラム
何かと話題の「イクボス」が部下の育成という面だけではなく、育児にも共通するということで「イクボス式教育」。

イクボス式教育の発起人、元祖イクボスの川島高之さん曰く、会社で採用する若者は、学歴も高い、勉強もできる、MBAなどの資格取得にも熱心だが、実際は仕事に使えない人材があまりにも多すぎるというのが現状だそうだ。

親が必死に働いて、多くの時間と学費を割いて育てたわが子が、社会で使えない人材に育ってしまうと考えてみたら、ゾッとしませんか?
今の時代に合った教育、今の時代の親として、どういった指針で育児をしていくのか、そのヒントが満載のフォーラムでした。

登壇者の方々のお話を聞いて、私の個人的な見解を備忘録として残しておきたいと思い、この記事を書きます。
イクボス式教育フォーラム

イクボス式教育の定義と10ヵ条

定義 「わが子のチカラを信じよう!」

10ヵ条(主語はすべて「親は」)
1. 共感
わが子の大切にしていることや夢に共感し、応援する。

2. 待つ
わが子のチカラを信じ、主体性をもたせて水漬から育つのを待つ

3. 多様性
わが子に「他人と違いがあること」が当たり前だと伝え、ありのままを受け入れる

4. 知識
学校や教育のおかれた現状や、社会で求められている人材などの知識を有している

5. 自由と責務
好きなことをやっていいというのと同時に、やるべき責務があることの両方を、わが子に伝える

6. 聴くと伝える
わが子の話や気持ちを聴く。また、親の気持ちや大切にしていることを素直に表現し、わが子に伝える

7. 時間捻出
塾や習い事だけで、わが子を多忙にさせず、何もない時間や家庭で過ごす時間も充分にもち、子どもが自分で考えて生活できるようにする

8. 社会の窓
社会と接する機会を与えるなど、わが子にとっての「社会のウィンドウ」になる

9. 応援団
わが子を応援してくれる先生・教師(学校、習い事、地域)の最大の応援団となる

10. 自己成長
子育てが、親自身の成長につながることを理解し、仕事や人格形成に役立てる

青野慶久さんの講演「私が考えるこれからの人材」

 
サイボウズ株式会社の青野社長のお話は何度も聞いていますが、軽妙な語り口でズバズバと本質を突くのが聞いていて本当に気持ちがいい。
青野慶久
今回は会社経営者として、これから必要とされる人材というテーマに子育てを絡めての話。
子育てと対比して、以下の4点が中心でした。

1. 多様性(個性)を尊重できること
  自分と違う働き方等を認め、同じじゃないこと自体を問題としない。

  子育てで言ったら、親の理想を押し付けない。違っていいことを伝える。
  これは、イクボス式教育10ヵ条の3.多様性ですね。

2. チームの理想に共感して活動すること
  やっていること、場所はバラバラなのに一体感がある

  子育てでいうと、高い理想、大きな夢・目標を軽視しないこと。
  例えば、プロ野球選手になりたいという子供の夢を自分の子供だから無理とか、はじめからできっこないという思いで接してしまうことは大きなマイナス。
  これはイクボス式教育10ヵ条の1.共感ですね。 

3. 公明正大に行動できること
  アホはいいけど、嘘はダメ。
  たとえば、遅刻して寝坊しましたと正直に言うのはOKだけど、寝坊したのに電車が遅れた等など嘘でゴマかすのはNG。
  多様性が進んでいくと、本人の言動を信じる以外になくなるので、信頼を裏切ることが最悪。

  子育てというか日本人の最悪の慣習、本音と建前が最悪。
  子どもに対してはもちろん、本音と建前を使い分けること自体が嘘をついているということ。
  本音でしっかりと、伝え合うこと。

  イクボス式教育でいうと3.多様性と6.聴くと伝えるですね。

4. 自立(選択と責任)し、議論できること
  自分の意志で選択し、周囲を動かせること
  
  子育てで言うと、子どもに選択させる、子どもと話し合いをすること。
  逆のパターン、多いんじゃないかな。
  親が決めて、親の言うことを聞きなさいと言ってしまう。

  子どもの時から、子ども自身で選択させて、子ども自身の意見を発言できないと、大人になってから急にできるようになるものじゃないから。
  失敗はなるべく早くした方が、その子の人生への影響も少なくて済むというのは、ちょっと考えればわかると思うんだけどな~

そして、毎回のようにお話してくれますが、説明責任があるとはよく言われますが、質問責任も同じようにあると。
わからないことがあったら、その場で質問して解決すること。
質問もせずに、あとから文句愚痴を言わない。

そして、質問責任と説明責任を建設的議論で果たすためには、問題解決メソッドというスキルが必要だと。
事実と感情を切り離し、事実を踏まえ、伝えた上での議論を通して問題解決をしていくという共通のスキルとルールが必要。

ということで、今回のお話は、子育てについてはもちろん、私の主催するビジネスコミュニティ(チーム)の運営についてもとっても参考になりました。

高倉千春さん講演「これからの世代の人財育成」

味の素株式会社 グローバル人財マネイジメント部長の高倉さんの話は「日本の企業・教育はこれでいいのか?」という話から始まりました。
外資系の会社で働いてきた経験から、日本人は人と同じことをやるという点においては非常に優秀だが、それ以外の面では使えない人材が多すぎ、それは、教育、特に家庭教育に原因があるのではと。

これからの教育の目指すところは、一律に同じことをさせて育てるのではなく、自律的成長が出来る人財の実現。
そのために、多様性の重視ができ、他律ではなく自律という教育に変えるには、ジワジワの変化では無理で、一気に変えていく必要があると感じているとのこと。

世界ビジネスコンテストでは、日本の小学生は毎年ベスト3に入ってくるほど優秀だが、中学生、高校生となるほど上位には入れなくなり、大学生になるとベスト20にも入らない。
今の日本の教育をすればするほど、世界との差が広がっていくという事実から見ても、日本の教育を変える必要がある。

周りを動機付け、行動を起こさせる人財を育てるという点では、青野社長と共通している部分。

そして、日本人は優秀ではあるけど、積極的に人に伝えるという点では、日本以外の国の人財には劣ってしまう。
主体的、積極的という部分に関しても、変えていく必要があるのではということでした。

最後に次世代への期待ということで以下の5点を挙げていらっしゃいました。

1. 視野を広げて、未来を考える
2. 果敢に挑戦する
3. 失敗に学ぶ Fail Early,Fail Often
4. 多様な人々とチームを作る
5. あなたらしく Authentic Leadership

やはり、イクボス式教育に共通している部分が非常に多い内容でした。

高橋俊之さんの講演「大学が目指す人材育成」

立教大学 特任准教授の高橋俊之さんは、全員がリーダーシップを発揮できるための教育(ビジネス・リーダーシップ・プログラム 通称BLP)を1年の全経営学部生に教えているとのこと。

BLPの詳細はこちらをクリック

リーダーシップの定義は「主体的に動ける人」「人間と関わる中で成果を上げていける人」の二つ。
今後、機械化やAI化が進み、人間がやる仕事が減っていく中で必要とされる人材でもあります。

BLPについて印象に残ったことは以下の2点。
1. 振り返りは反省ではなく収穫の場だと考えている
  ついついまとめとなると、反省会になってしまうが、それを収穫と考えるとポジティブな場になる。
2. 自分がやったことで人が喜んでくれたという体験を通じ、自信となるとともに、楽しいと感じる。
  やっぱり、何事にも楽しいは大事。楽しければ、またやりたくなる。継続できる。継続できなければ、何も実現はしない。

イクボス式教育とやはり同じ部分がほとんどで、大学生じゃなくて、もっと早くからこういった教育はできると感じた。
むしろ、早ければ早いほど、早く深く心に刺さるのではとも思いました。

中原久子さんの講演「子どもの力を信じよう」

NPO法人コヂカラニッポン理事の中原さんは、コジカラニッポンでこれまで実施してきたプロジェクトの話をベースに、体験学習の大切さと必要性を説き、今の学校教育だけでは子どもたちは社会人になることはできないと語られました。

NPO法人コヂカラ・ニッポンのプロジェクト詳細はここをクリック

子どもたちの行動プログラムを大人が作るのではなく、子どもたちに任せることが必要。

子どもたちに任せることがなぜ必要なのか?
1. 指示待ち人間
2. 自分の意見を持たない
3. 新たな発想が生まれない

人財が生かされず、チームの停滞につながる。

まさに、今の日本の停滞って、こういうことが原因の一つじゃないかって、私も思います。
だからこそ、子どもの教育に関しては特に、詰込み型ではなく、自分たちで作り上げていく過程を、どれだけ積み上げることができるかが重要なんじゃないかって考えます。

亀有のお祭りで、子ども会のお店の一つを、子どもたちに企画から運営まで任せたいな~と私自身、目論んでいます(笑)

林田香織さんの講演「子どもの力を信じよう」

NPO法人コヂカラニッポン理事の林田さんは、家庭での教育について話してくれました。
私も思うところは、同じ部分がすご~くあります。

今の日本での家庭教育について、親自身に時間的余裕、精神的余裕、しいては経済的余裕がないため家庭教育が乏しいものになっている。
今話題のワンオペ育児を、ツーオペ、マルオペにどんどん進化させていって、まずは親自身の余裕を取り戻すこと。
そのためには、役割分担型夫婦ではなく、家事育児一人で何でもこなせるジェネラリスト型夫婦が理想。
そのうえで、親自身に「ゆとり」が生まれると、子どもがコヂカラを発揮できる環境になる。

変化する子供の役割

・産業化以前の家族「家族全員が生計のために働く」
 子どもは重要な働き手であり、子どもが家庭や地域で活躍していた

・高度成長期の家族「夫は仕事・妻は家庭」
 子どもは勉強と遊び。その合間にお手伝い

・1990年代後半~2000年代の家族「男も女も仕事も家庭も」
 子どもは勉強。労働は免除されるべき保護されるべき存在。

子どもの役割の変化により、子供の成長する機会が奪われている。
これは、凄く実感していて、私自身は現在43歳で高度成長期に育ってはいるんだけど、両親、祖父母が駅の売店で働いていて歩合制で給料が発生していたので家族総出で日曜日以外は始発から終電までお店を開けていました。
そういった環境で、私自身は小学校3年生くらいから夏休みや長期の休みになると始発からお昼ぐらいまで一緒に駅の売店で働いていました。

その後、駅の売店以外に親の仕事が変わっても、成人するまで何だかんだ親の仕事場で働いていました。
なので、産業化以前の家族に近い部分で育ってきたのかなと。
そのおかげで、色々なことを覚えたし、同世代の人たちと違う価値観があるんじゃないかなとも思っています。

林田さんの話で、印象に残ったのがもう一つ。
子どもには「集中力」ではなく「夢中力」がある。
一つのことに夢中になったら、ずっとそればかり、飽きるまでやり続けると。
ただ、親に余裕がないと、その夢中力を育てることが出来ず「早くしなさい」と中断させてしまう。

それ、実際にあるな~と。
できるだけ放っておいてあげたい部分があるけど、実際に常にできているかというと、どうかなと。
これから、出来るだけ意識しよう。

生重幸恵さんの特別講演

文部科学省 第8期中央教育審議会委員を務める、生重さんが急遽、お話しくださいました。

とにかく、インパクトが強い方で、熱かったです。
2020年、2021年に日本の教育が変わることが決まったことを教えてくれました。
主体的、能動的に動ける人財を育てる教育に変わると。

問題点は、先生が変われるか、親が変われるか。
そして、地域と学校、親をサポートする組織も、これからできていくとのこと。
今のままじゃないということが分かっただけでも、収穫でした。

パネルディスカッション「これからの人財育成と子ども教育とは」

休憩をはさみ、登壇者の方々に加え、前AERA編集長の浜田敬子さん、ファザーリングジャパン代表の安藤哲也さんを加えた8名の方々でのパネルディスカッション。
イクボス式教育

ざっくばらんに、色々な話が出ましたが、私が印象に残った言葉を書きます。

・子どもの興味を持ったことにフォーカスする
 親がそれを時間的、経済的にできる、できないの格差がある。

・子育てではなく、育ちであり、家の中で両親が笑っていること、親が人生を楽しんでいる姿を見せること
 これは、私も常に意識していて、大人になるって楽しいことだよ~と伝え続けたい。

・子どもの話を聞くときは30秒でいいから、正面から顔を見て傾聴する。
 パソコン画面を見ながら返事だけするのはダメだよ、子どもが自分のことを親がちゃんと見てくれているという意識を持たせることが大切。

・子どもに与えることを、親が我慢する。
 子どもは与えられすぎていて、自分自身で考えたり成長することができない。
 親の過剰感があり、与えずに何もない中で勝手に遊ばせることも必要。

・家庭内で生活をした経験がないまま大人になってしまう
 家族の時間をできるだけ持つことが大切

・与えられ続けている教育自体が失敗
 日本の学校教育を変えていく必要がある

高橋准教授から、子どもに一つだけ伝えられるとしたら何を伝えるか?という問いかけ。
・一人で生き抜く力=自立
・チーム力 人の話を聞ける力
・自分から掴み取る力
・人に頼る力 自分だけではすべてはできない
・安心感 帰れる場所が親
・「ありがとう」といわれることに味をしめてほしい

この中で、自立してほしいのは当然として、人に頼る力って幸せに生きていくうえで、すご~く大切だなと、改めて思いました。特にママさんたちなんだけど、全部自分一人でやろうとしすぎていて、パンクしている人がたくさんいると思う。
もっともっと、周りの人に助けてもらってもいいんじゃないかって思っています。

「ありがとう」と言われることに、味をしめてほしいというのも、面白い視点だけど、実際に今の自分は、その気がある(笑)
自分がやりたいことを積極的にやる原動力の一つに「ありがとう」と言われることがありますからね。
ぜひ、わが子にも、その嬉しい幸せな気持ちを伝えたいと思う。

そして、まとめに、親としてこれから子どもたちにどういった環境を用意していくかという観点。
・管理すること、管理されることに慣れすぎている
 管理=安心

・子どもを暇にさせてあげる
 自立的に成長できる時間がない。遊ぶことが成長につながる。
 ボーっとできる時間と、安心できる場所を作る。

・育つのを見守る
 子どもの人生は子どものものという原点に立ち返る。
 親の言うとおりにしか動くことことができないのでは、成長ではない。
 自分で選択して、自分で決断して、より良い人生を歩んでいく力をつけることこそが必要。

とっても有意義なフォーラムだったとともに、今後の自身の人生にとって大いなる参考になりました。
イクボス式教育
フォーラムの後は、登壇者の方々を含めお酒を飲みながらいろいろと話が出来ました。
最後に、NPO法人コヂカラニッポンの代表であり、元祖イクボスの川島高之さんとパチリ。

ありがとうございました。
イクボス式教育