主夫になって、家族時間の過ごし方はどう変わったか?

主体的に家事育児をする夫、主夫になると、家族も嬉しい?

今は、個人事業主として働きながら、主夫をしています。
働いていても、主体的に家事育児をする夫=主夫です。

今の働き方は、どこかの会社から仕事を請け負うわけではないので締切等もなく、自分で仕入れて、自分で販売して、また、コンサルタント業にしても、私が家族最優先のことを理解していただいている人たちだけとしか、お付き合いをしないので、働く時間を決めるのも、完全に私の裁量となっています。

ですので、働くことを中心に生活はしておらず、あくまでも家族との予定が最優先で予定を入れていき、それ以外の時間で働いています。

もちろん、もっと働くことを中心に持っていけば、今よりも収入は大幅に増えたりもします。
ただ、そうなると、ゆったりと家族との時間を過ごすことができなくなるので、今は収入よりも時間を優先して生活をしています。
娘たちが育っていき、私の育児の時間が減っていったときに、やりたいビジネスに集中できればいいと、働くことはある意味、先々の楽しみにもなっています。

主夫の家族時間 娘も妻も習い事に行って生き生きしています

家族時間の過ごし方は、普段の生活の育児家事は、私が中心になることで、家族それぞれの時間が有効に使えるようになりました。

妻は時短勤務をしているので、夕方17時過ぎには帰ってきて、夕飯の支度を交代したり、その日の状況によって変わりますが、18時ころには家族4人で夕食をして、21時ころには家族そろって寝室へ。

妻が月に3回、会社帰りに趣味の習い事(ゴスペル教室)をしているので、妻が遅い日は、私と娘二人で夕食、お風呂、トランプやかるたをしてから21時ころに寝室に行き私も一緒に寝てしまいます。
次女が生まれて、妻が育休をとって、夫婦二人でゆったりと子育てしていましたが、会社に復帰する前に、習い事には復帰していました。

長女の習い事は、今は3つ。ピアノ、そろばん、お絵かき教室に通っています。
土日は基本的に家族で目一杯楽しめるように、習い事は平日の夕方のみにして、私が送り迎えをしています。

来年には次女も、本人の希望があれば何かしら習い事をさせてあげたいと思っていますが、それも時間のやりくりをして平日の夕方で考えています。
習い事 ピアノ

主夫になって、自分の趣味や考え方、楽しみな時間は、どう変わる?

私はゴルフ、競馬が好きで、お酒もよく飲みに行ってましたが、子どもが生まれてからは、会社で飲みに行くことはなくなりました。
それよりも、できるだけ早く帰って、家族で過ごしたい思いが強く、そうしているうちに、飲みに行くより早く帰ってきたくなり、楽しくなりました。

ゴルフも競馬も、休日に友人と行っていたのですが、休日は家族で過ごそうと決めて、辞めました。
というか、子供たちが育ってからでもできることは、後の楽しみにとっておくことに決め、子どもたちと遊んでいるうちに、自分の趣味より、子どもたちと遊んでいる時間の方が楽しくなり、特にストレスなく過ごしています。
徐々に、子供たちが育ってきて、最近は月に何回かお酒を飲みに行くようにもなってきましたが。

主夫と主婦なので、一人が病気になっても大丈夫。ゆっくり療養できます。

家族との過ごし方で、特に変わったのは、妻も私もお互いに、家事も育児もできるのと、子どもたちも私か妻のどちらかだけでも楽しく過ごせるので、妻が具合が悪くなっても、普段の生活ができること。
そして、具合が悪くなっても安心してパートナーに任せて療養できること。

また、子供の具合が悪いときは私が病院に連れて行ったり基本的に看病をしますが、私が仕事などで、どうしても外出しなくてはいけないときは、普段急な休み方をしていないぶん、妻も会社を休みやすいということも、お互いの精神的にきつくならなかったり、それが、子どもたちにも安心して休める状況を作ってあげられる部分が、大きく変わったと思います。

土日祝日以外も、妻が有給休暇さえ取れば、家族の予定が立てられるので、旅行なども自由度が高く、2か月に1回くらいは、家族で小旅行に出かけています。

また、私に時間的余裕があるため、地域活動もでき、娘の小学校の図書ボランティアで読み聞かせをしたり、PTA活動、おやじの会、地域の子ども会、青年部、育児イベントで読み聞かせをしたりバルーンアートをしたり、地域での知り合いも数珠つながりで広がっていて、とても楽しく過ごしています。

また、長女が卒園した保育園の同じクラスのパパママ同士もつながっていて、パパ会をやって親子で楽しめる企画を考えて、卒園して1年以上たっていますが、いまだに1~2か月に1回は親子数十人で集まって遊んでいます。

そういった、地域活動ができるのも、今の働くスタイルになったからこそ、主体的に楽しめているなと思っています。

主夫

兼業主夫として、日テレ「news every」にテレビ出演しました。

普通の兼業主夫の私が、テレビに出演しちゃいました。

2016年3月30日 夕方のニューステレビ番組に、兼業主夫として出演しました。
日本テレビのnews everyという番組です。
ニュースエブリィ

先日行われた、主夫の友のハッピーワークショップに先立ち、
自宅まで取材に来ていただいて、撮影していただきました。

夕飯の支度、子供たちのお迎え、妻の帰宅、夕飯の様子。
約3時間程度の撮影でした。

自宅に取材に来ていただいた日は、
大きなカメラや照明、マイクなどを向けられたせいか、
思ったより緊張して、包丁を持つ手が震えていました(笑)

我が家のごく普段の、夕方の風景でしたが、
見ていただいた方々から、いろいろな声をいただきました。

「幸せな家族のオーラが出てたよ~」
「いつもの笑顔がなく、緊張してましたね~」
「料理の手つき、手慣れてましたね~」
「理想的な家庭ですね~」
「ちょっと太ったね~」

などなど。

そして、その中で、世代間の価値観が現れているな~
と思う、真逆の声をいただいたので、考えてみようと思います。
兼業主夫 お迎え

若い世代と、バブル世代から見た、主夫の見え方

料理をして、お迎えに行って、子供たちと遊んで、
そんなことをしている私の映像を見て、私より若い世代の方たちから、
一番多かった、声というのが
「カッコいい!」
でした。

ちょっと意外だなと思いました。
男性が台所に立って、ささっと料理をして、
保育園や学童に、娘たちを迎えに行って、
帰宅した妻に料理の仕上げをバトンタッチして、
子どもたちと話している私の姿を、

「カッコいい!」
と表現できるというのは、
40代の男性としての私からは、ちょっと意外と感じました。
別に、主夫がかっこ悪いとは思ってないけど、
カッコいいとは思っていなかったということです。

でも、今の20代~30代の男性から見ると、
主夫がカッコいいと言える対象であるということなんですね。

であれば、これから、若い世代の男性には、
ぜひ、主夫、兼業主夫になってもらうために、
できる限り、私も、情報発信をしていきたいと思います。

そして、真逆で、バブル世代の女性にいただいた声。
「今は楽しくていいかもしれないけど、
子供たちがもう少し大きくなったら教育費は莫大にかかるし、
楽しんでばかりいられないよ」
という声でした。

あー、やっぱり、世代によって受け取り方、
価値観が、全く違うんだなと思いました。

そして、そういう方々に、私は言いたい。
我が家は、共働きで、私は兼業主夫、妻も兼業主婦。
お互いに稼ぎつつ、家庭の仕事もシェアしています。

夫婦のどちらかに、家事育児の負担は偏っていなくて、
お互いにお金を稼いでいるので、体調が悪ければ、
無理して仕事に行かずに、ゆっくり休むこともできる。
休んでいる間の家事育児は、パートナーに任せておける。

また、もし、どちらかが失業したとしても、
どちらか片方の収入のみで、今の生活の維持はできる。
大病を患ったとしても、家事育児の不安もなくゆっくり静養できる。

その状態で、毎日夕飯を家族揃って食べて
一家だんらんを楽しめる状況、環境を作り上げています。

ですから、今の楽しい生活、楽しい毎日が、
リスクを押さえつつ、将来まで継続できる形を作り上げているということでもあるのです。

男は、ひたすら外で働いて稼ぐもの、
家事育児は、女性が担うもの、
そういう古い価値観のままだと、
今の我が家の生活は、今だけ楽しんでいるように見えるかもしれない。

実は、将来的に結構リスクを回避しやすい形だということが
見えてこないのも、仕方がないのかなと思う。

ただ、共働きでも片働きでも、
男性はひたすら長時間労働、
女性が育児家事をすべて担う、
その状態をよしとする
古い価値観が、未だに根強いが、一番リスクが高いことも、また事実でもあるんです。

長時間労働、何歳まで続けるのだろう?
健康面のリスクが、どんどん高くなります。
働きながら家事育児を女性が一手に担うことも、
女性が倒れた瞬間、家事育児が回らなくなります。

また、片働きだとしたら、
稼ぐ側が病気になったり、会社が倒産したり、
リストラされたりした瞬間に、経済的に行き詰ります。

男性も女性も関係なく、お互いに働き、
お互いに育児家事をこなせることが、
今を楽しく、そして、将来のリスクを最小限に留めることができるんです。

色々な価値観があるので、それ以上は言いません。
その家庭、夫婦によって、いろいろな価値観があると思います。

ただ、誰がいなくなっても、幸せの形を継続できるシステムを、
それぞれの家庭の中に、なるべく早く、築き上げていくことこそ、
先の見えない今の時代に、必要なんだろうなと思っています。

今まで、当たり前だと思っていたこと、
一回、ゼロベースから考え直してみてはいかがですか?

主夫という選択 共働き・共稼ぎなんだから共家事、共育児も当たり前!?

共働き家庭が増えたら、兼業主夫も増えるのが自然では?

共働き世帯の推移
この図は、内閣府の男女共同参画局が発表したデータです。

ここ20年くらい、共働きの家庭が増えています。
と同時に、特に都市部では、核家族化も進んでいます。

育児も家事も日常的に手伝ってくれる、
おばあちゃん、おじいちゃんの存在はないケースが多い。

ということは、家庭は共働きで、育児も家事も、
母親、または父親がやる仕事になっている家庭が、
圧倒的に多いわけです。

でも、実際は、母親が働きながら、
育児も家事も一人で頑張っているケースが多いのが、
今の、日本の現実です。

要するに、共働きの家庭の母親だけが、
兼業主婦である家庭が圧倒的に多いということです。

共に働いているにもかかわらず、
家事育児の仕事に関してのみは、
母親が一身に背負っている状態を
続けていていいのだろうか?

共に働いているなら、
共に家事も育児も担うのが、
当たり前なのではないか?

そんな疑問が浮かんでくるわけです。

兼業主夫と、兼業主婦のいる家庭

我が家も共働きです。
ですから、私も妻も、兼業主夫と兼業主婦です。

どちらが、病気になって寝込んでも、
普段の生活は特に変わりなく過ごすことができます。

収入の割合は今は5:5~4:6くらい。
どちらが倒れて職を失ったとしても、
今の生活は維持できる程度の収入を稼いでいます。

そのうえで、育児に関しても、家事に関しても、
一人でも充分に回すだけのスキルも時間的余裕もあります。

母親だけ、または、父親だけが働き、
育児家事をしているのではなく、
母親と父親が、同じように稼ぎ、
育児家事をしているからこそ、
仕事のこと、家事のこと、育児のこと、
対等な立場で相談し、決断していくことできるわけです。

共働きなら、共家事育児という価値観。
我が家では当たり前なのですが、少しでも多くの家庭で、
この価値観で、精神的にも、経済的にも安定し、
時間的に余裕のある生活を送ってほしいと思っています。

兼業主夫になって良かったことは、育児家事だけではない。

父親が家事育児に積極的に参画するとメリットだらけ

私は働きながら、家事も育児も地域活動も楽しんでいます。
メリットがあるから、やっているというよりは、
ただ単に楽しいからというのが一番大きな理由。

まず、家事に関しては、
よりキレイに、より早く、より丁寧に、
そう心がけて、いろいろと試していると
きりがないくらい、改良の余地があります。

まあ、おそらく答えは一つではないので、
一生楽しめることの一つとして、家事があります。

食事作りに関しても、一緒。
野菜を切るのも、やっているうちに、
より早く切るにはどうするか、
挑戦しているうちに、きれいに早くなってきます。

また、味付けに関しても、
最初のうちは、クックパッドなどを見て、
計ってやっていましたが、やっているうちに、
目分量でわかるようになってきて、
その感覚で味の想像ができたり、
料理のレシピにないようなやり方で、
チャレンジしてみることもできます。

それも、美味しいと言ってくれる、
妻や、娘たちの笑顔を想像しながら作っていると、
楽しくて仕方なくなっていきます。

そして、地域活動。
町内会、青年団、子ども会、小学校のPTA、図書ボランティア。
などなど、いろいろあると思いますが、
実際に参加してみると、面白いことばかり。
これは、入ってみないとわからないので、
一回、入ってみることをお勧めします。
もし、合わないのであれば、辞めればいいだけですしね。

仕事も、生活も、地域活動も、
積極的に参加して、人より楽しむ、
そうしていると、自分だけではなく、
家族の人生も、今まで以上に幸せになっていくので、
ぜひ、挑戦してみてくださいね。

坪井博一が、兼業主夫になるまでの物語

私、坪井博一が兼業主夫になるまでに、何があったのか?

料理が好きで、子供が好きで、兼業主夫になるべくしてなった
家事も何でもできて、はじめから、主夫になりたくてなったのでは、
よくそう言われます。

そう言う人は、言わせておきますけど、
決して、そうではなかったのが実際のところです。

一回結婚に失敗しているバツイチ。
仕事は続かず、転職を繰り返している。
結婚した時に、お前は結婚するタイプじゃないと思っていたと多くの友人に言われた。
子どもが生まれるまで、特に子ども好きではなかった。
家事も、自炊はしていたけど特に好きってわけではなかった。
派遣で働き、更新するたびに条件が悪く精神的に辛かった。

などなど、挙げればキリがないくらいのダメ男でした。

それが、子供が生まれて、かわいいと思った。
できるだけ、一緒の時間を過ごしたいと思った。

出勤すれば終電ぎりぎりまで残業しないと契約更新しないと言われ、
休日も出勤しないと契約更新しないと言われ、
どんどん条件が悪くなっていく働く条件が悪くなる。

雇われた時の条件は、基本は定時退社で残業は月に10時間程度、
土日休日は休みで働き始めたにもかかわらず、契約更新時に、
提示された悪条件を飲まないと、契約終了にすると、
今考えたら、ひどい話ですが、それが日本を代表する大企業。

日本の会社に、失望していました。
それと同時に、平日も休日も家族と過ごせないことで、
精神的に不安定にもなっていました。

そんな状態の時に、東日本大震災が起こったのです。
会社のある豊洲にいて、家族とは連絡がつかない。
すぐに帰りたかったが、会社は返してくれない。
休みにしてもいいから返してくれと言ってもダメ。

システムが止まって仕事ができる状態じゃないのに、
私以外は、仕事をしているフリをしている。

会社に勤めている人たちに、完全に絶望しました。

それと同時に、大切な家族を守るために
妻も私も、自宅から遠くで働いていることは、
大きなリスクだということにも気づきました。

私か、妻が、自宅で働くことはできないか?
そう考えたとき、派遣で働いている私の方が、
自宅で働くという選択肢をするのがベスト。

その、2か月半後、契約更新はせずに会社を辞め、
会社に勤める以外での稼ぎ方を模索しつつ、
家事も育児も主体的にやるようになっていきました。

その後、二人目の娘も生まれ、育児家事をしながら、
サラリーマンをやっていた頃と同程度は稼げるようになりました。

それが、兼業主夫、坪井博一の誕生するまでの物語。
そして、今なお、現在進行形で、兼業主夫として学び、実践し、進化を続けています。